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長めの文章を投稿しました。ご了承願います。。。 ☆☆PicoPrimoのブランドとは?☆☆ vol.1 ~田園調布生まれのベビーシューズ~ ブランド定義とは、「製品もしくはサービスを消費者が認識できるように明示したもの」と言えるのでしょう。 多くの人は、所有物の「ブランド」に満足感を覚えたいと考えます。 提供側もブランドを守るために品質の維持と向上に努力して、お客様の満足に努めなくてはなりません。 その商品に対するブランドとは、単なる商標ではなく、所有する満足を満たす「印」と考えます。 弊社の製品はベビーシューズです。最近ではファーストシューズ呼ぶのが一般的かもしれません。 赤ちゃんが誕生し、しばらくして、よちよちと自分の足で歩き出す・・人である証の二足歩行の瞬間です。 そんな劇的な瞬間に使い始める「記念的製品」が弊社の製品であります。 そんな製品を提供する私たちは、品質のこだわりはもちろんの事、その成り立ちなどもしっかりとお伝えし、これまでご購入いただいたお客様と、これからお使いいただく方々にも、ご満足いただける「ピコプリモ~PicoPrimo~」の背景をお話すべきと考えました。 少し長くなりますが、暫くお付き合いいただけましたら幸いです。 ☆☆PicoPrimoのブランドとは?☆☆ vol.2 ~ピコの誕生~ Picoprimo Corp.は2010年3月にその前身である「マーキュリー・シュー」を法人化して設立いたしました。 商品とその製造技術、設備を引き継いで、生産と販売を行っています。 社名の由来は、それまでの商品名であるスペイン語で小さい単位を意味する単語「Pico」に初めの、第一のを意味する単語「Primo」を合わせたものです。小さい・はじめ「赤ちゃんの小さな第一歩」をイメージするネーミングです。 では、その前身はどんな成り立ちかをご説明します。 前身「マーキュリー・シュー」は大正15年生まれの創業者(義父)が起こしました。 創業は昭和40年、高度経済成長の時代、やっと世の中が豊かさを感じ始めた頃です。 創業者(義父)は大学教授でいくつもの大学で理事なども務めた経済学者の息子として生まれました。 大田区は田園調布で育った彼は幼少の頃から手先が器用で、ものつくりが好きな人でした。 学者の息子でありながら、学生時代に大手製靴メーカーでアルバイトをしたことをきっかけに そのまま就職するに至りました。親の職業とはまるで異なる職業です。 製靴メーカーで販売の現場、製造現場などを見てきた彼ですが、自分の子供が生まれたとき、その子に履かせるベビーシューズが当時の市場では満足できるものが無いと感じました。 あるのは、靴に毛が生えたような物か、かなり高額な欧州からの輸入品だったそうです。 そのため、満足いくベビーシューズを自分の手で作ろう!と考えた彼は、素材は本革にこだわり、イタリア・イギリス・フランス製などの輸入ベビーシューズを購入し、徹底的に研究しました。 研究を重ね、オリジナルの技術を合わせてようやく出来上がったのが、今現在、弊社が生産するベビーシューズの原型です。赤ちゃんの足の健康、歩きやすさを徹底的に研究した靴の誕生が 創業1年前の昭和39年の出来事です。 ☆☆PicoPrimoのブランドとは?☆☆ vol.3 ~発展~ 自分の子供に履かせたい。その思いで出来上がったベビーシューズ。 それから1年あまり経過し、出来上がりに満足した創業者はベビーシューズメーカーとして独立を決めました。(この発想は経済学者の親の血の影響でしょう) そして、自宅のある田園調布の広い庭園の一角に小さな工房を作りました。 こうして、御屋敷が立ち並ぶ田園調布で「Pico」は誕生いたしました。 田園調布生まれのベビーシューズの「第一歩」です。 創業当初は手探りで工房を営み、生産を開始します。 最初は道具も足りなく、工程によっては下町の工場を夜中に借りて、その工程だけを済ませ、また自分の工房で次の作業を行うなどの作業の繰り返しでした。 ようやく、生産のめどが立ち、量産を開始できる体制になった頃、朝日新聞に「日本製の本格的ベビーシューズ誕生」として紹介記事が出ました。 その記事をきっかけに広く認知されるようになりました。 問屋さんや小売店さんからの引き合いが殺到し、多い時には1年待ちのバックオーダーを抱えるようになります。 あくまでもハンドメイドでの量産です。昼夜を通しての作業が続いたそうです。 ほぼ全ての有名百貨店、地方資本の百貨店、有名靴専門店など、全国的に展開します。 改良も重ね、種類も豊富になっていきます。 ファミリアさんなどのベビー用品専門店でのOEM生産も始めます。ファミリアさんとは平成に成る頃まで長いお付き合いがありました。 昭和50年代になり、田園調布の工房では手狭になり、世田谷区の尾山台に工房を移します。 その頃にはベテランの靴職人を始め、多くの従業員を抱える体制になります。 当時、革製のベビーシューズ「Pico」は「ピコベビー」を呼ばれ、業界はもちろん、赤ちゃんを持つ、少し裕福な方々に浸透していきました。皇室関係者の方々にもご愛顧いただきました。 そして時代は流れ、ベビーシューズ市場も変わっていきます。 アパレルメーカーの参入、海外生産の比較的安価な靴の出現、そのような環境の変化により、 消費者の選択肢は増えていきます。 ケミカル商品は安価で求めやすい商品です。すべての人がベビーシューズに多くのお金をかけられるわけではありません。ニーズの多様化は必然です。 そのような環境の中で、本革製「pico」は、より高級品のベビーシューズとしての位置づけになっていきます。 ☆☆PicoPrimoのブランドとは?☆☆ vol.4 ~成熟~ 前身である「マーキュリー・シュー」は昭和60年代に田園都市線沿線である今の地に自宅ごと移転します。 宅地開発の進むその土地は、たまプラーザや港北ニュータウンを近くに持ち、新たな発展を進めている注目のエリアでした。 移転当初はまだまだ自然も豊富な人間と自然が共存する贅沢な土地。 このころは創業者も高齢です。自然を求めて移転したそうです。 そもそもが趣味人である彼は、仕事と日々の生活をうまくコントロールしながら靴造りを楽しんでいくことを決めました。 それでも、百貨店はもちろん、今でもお世話になっている「銀座ヨシノヤ」さん等のお得意先様とのお付き合いは続いていきます。 しかし、2009年に健康を損ない、高齢である彼は廃業を考えます。 約半世紀にわたる「マーキュリー・シュー」はその歴史を閉じようとします。 廃業を知るお得意様は、事業の継続を切に願い出てくれました。 「pico」は日本のものつくりの文化だ!なくしてはならない!など強い意志でその継続を望まれました。本当にありがたい事だと彼は言っています。 その市場からのお声、ユーザーの方々からのお声もいただき、新しい会社として産声を上げたのが「PicoPrimo」です。 2010年3月 株式会社ピコプリモは誕生いたしました。 創業当時、ひとつのモデルであったベビーシューズは、現在では種類もカラーバリエーションも多様に増え、時代の変化に対応したインターネットでの直販も充実させ、ニーズにお応えしています。 しかし、変わらないのが「ハンドメイド」生産、良質の本革を使用した製品つくりです。 赤ちゃんが初めて使う人生の記念品である「ベビーシューズ」を大切に思う気持ちと品質と機能へのこだわりは約半世紀たった今でも同じです。 ピコプリモのホームページ ピコプリモの楽天市場店 #
by momo31hana127
| 2013-11-07 01:07
| 店長日記
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by momo31hana127
| 2013-11-07 00:57
| ベビーシューズ・仕事
ピコプリモ(picoprimo)工房直営SHOPをオープンいたします。
2013年5月13日(月曜日)10:30 開店 ハンドメイドベビーシューズの全アイテムがこのSHOPでご覧いただけます。 足のサイズにあわせて、じっくりとお選びいただけるお店です。 多くのお客様のお越しを心よりお待ちいたしていります。 株式会社ピコプリモ 神奈川県川崎市宮前区有馬6-21-3 044-877-0750 ピコプリモのホームページ ピコプリモの楽天市場店 #
by momo31hana127
| 2013-05-13 07:00
| 店長日記
夏に取材を受けた、リクルートさんが作った、会社近所の新築マンション販売用のリーフレット。 伊藤忠さんが手がける大型、高級マンションだそうです。 田園都市線の鷺沼駅周辺のグルメや生活情報のトピックを吉本の若手芸人さんのレポート形式で編集したものです。 マンション購入を検討している方への資料に同封して配布するとのことです。 ピコプリモのホームページ ピコプリモの楽天市場店 #
by momo31hana127
| 2012-10-14 18:49
| ベビーシューズ・仕事
近日発行予定のSUUMO(スーモ)神奈川版でこんな記事が載ります。 そのWEB告知のページです。 http://suumo.jp/mansion/__JJ_JJ010FJ100_arz1030z2bsz1010z2ncz167704438.html 鷺沼芸人・・よしもとの若手芸人さんが集まって、こんなユニットを作っているんですって。 その芸人さんたちが取材に来てくれました。。 ピコプリモのホームページ ピコプリモの楽天市場店 #
by momo31hana127
| 2012-07-04 14:07
| ベビーシューズ・仕事
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